VERBALって結局何者なの?【PKCZ®篇】


VERBALさんはPKCZ(ピーケーシーズ)というユニットのメンバーでもあります。

今回はPKCZとはどのようなユニットなのか、

活動内容から探っていきたいと思います。


《PKCZ結成》

PKCZは2014年にEXILE  HIROさんの呼びかけにより結成された、
EXILE HIRO、DJ MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMAの4人からなる
クリエイティブユニットです。
ミュージック、ファッション、カルチャー、テクノロジーを軸とし、
新たなエンタテインメントを創造し発信することをテーマに活動しています。
ユニット名は『Primal Knowledge ChamberZ』の頭をとっています。
『本能と知能の部屋』という意味で、『未知の扉を開く=常に皆さんを驚かし続ける』という想いが込められているそうです。


《アーティスト活動》

《360°ChamberZ》

PKCZが現在までに、単独でリリースしているアルバムが
2017年にリリースされた『360°ChamberZ』です。
1曲目はPKCZの絶対的アンセムとも言える『PLAY THAT feat.登坂広臣,Crystal Kay,CRAZYBOY』で、アルバムの華やかな幕開けを宣言しています。

4曲目の『X-RAY feat.三代目J Soul Brothers』はレゲエサウンドが特徴の、
パーティーチューンに仕上がっています。

9曲目の『ROAM AROUND feat.GENERATIONS』はハウスが特徴的な、
体が勝手に動いてしまうようなサウンドですね。

最後に収録されている『INTO THE CIRCLE feat.METHOD MAN(Wu-Tang clan) EXILE THE SECOND』は、METHOD MANが参加した最強にグルーヴィーな曲です。

ー各楽曲テイストは様々ですが、
どれもj-pop的な曲展開がされている印象で、
いい意味でPKCZへの導入としてはピッタリなアルバムになっていると思います。
ちなみに『Cult of Personality feat. EXILE SHOKICHI』の作曲には、
☆Taku Takahashiさんが携わっていますよ。


《BOW DOWN feat.CRAZYBOY/PKCZ&Snoop Dogg&Yultron》

PKCZの世界デビュー曲です。
アメリカの大物ラッパーであるSnoop Doggと
三代目JSBのCRAZYBOYを客演に迎えています。
トラックに関してはアジア系アメリカ人のYultronが参加しています。
MV制作は現在ムーブメントを起こしている88risingが担当し、
欧州の名門レーベルSPINNIN'/TRAOCITYから配信しています。


ー個人的には好きですが、全体的には評価されていない印象です。
・SnoopとLDHは釣り合わない
・MVが日本というより中国っぽい
・忍者とか東京とか歌詞に入れるな
・なぜSnoopがSpinninに?
などなど。
まあ言いたいことはわかりますし、
それに対して私も言いたいことはたくさんあります。
事実、途中まで私なりの考えを書いていましたが、
あまりに長くなりそうだったのでまた別の機会にします(笑)
主旨と違いますしね。
まあでもカルチャーやヒストリー、位置関係などの
様々なバックグラウンドの要因を加味せず、
音楽としてだけで捉えたときに素直にどう感じるのかが
大切なことでもあると思いますね。

《その他参加作品》

《HiGH&LOW》

PKCZはHiGH&LOWの楽曲にも多く携わっています。
MIGHTY WARRIORS、CHAIN BREAKER、WHITEOUT、WE RUN THIS、
ACE OF SPADESとのTIME FLIES、DJ DARUMAさんのVOICE OF RED feat.GSと、
PKCZがいるからこその楽曲と考えると、そのポテンシャルと重要度がわかりますね。
個人的にDARUMAさんのVOICE OF REDの和太鼓とトラップの和洋折衷なサウンドが
お気に入りです。

《E-girls》

『My Way feat. FIRE BALL, MIGHTY CROWN & PKCZ®』と、
『Let’s Feel High feat. MIGHTY CROWN & PKCZ®』の2曲。
E-girlsのライブE.G.11でお披露目されましたが、単発でさらっと流れた印象です。
EG×FIRE BとMIGHTY CROWNということでこれも賛否両論ありましたが、
アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの垣根を超えたコラボになっており、
レゲエサウンドをうまくj-popに昇華させていて素晴らしいと思います。
これをきっかけに更にムーブメントが起きると嬉しいです。

《ステージ活動》

《国内》

2015年
U・F・O MIXed by PKCZ(STUDIO COAST)
a-nation island PKCZ presents OTO_MATSURI 2015(国立代々木競技場第一体育館)
U・F・O ELECTRIC HALLOWEEN MIXed by PKCZ(横浜アリーナ)
2016年
PKCZ GALLERY STORE presents ChamberZ(WOMB)
a-nation island PKCZ presents OTO_MATSURI 2016(国立代々木競技場第一体育館)
日テレ×LIVE in SUMMER YOKOHAMA PKCZ×HiGH&LOW PREMIUM LIVE SHOW(赤レンガパーク)
U・F・O ELECTRIC HALLOWEEN MIXed by PKCZ(幕張メッセ)
PKCZ GALLERY STORE presents ChamberZ SPECIAL!!(WOMB)
2017年
PKCZ×HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW(横浜アリーナ)
PKCZ×RIZIN PREMIUM LIVE SHOW(さいたまスーパーアリーナ)
2018年
PKCZ×DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW (幕張メッセ国際展示場)


ーこのようにPKCZとHiGH&LOWは何度もイベントを行っています。
また2016年まではHALLOWEENのイベントも行っていました。
これについては2016年に私も行きましたが、
悲惨な運営体制とお客さんの民度の低さによって、
LDH史上最低最悪のイベントになってしまったことは間違いありません。
翌年以降なくなってしまって残念ですが仕方ありませんね。


《三代目J Soul Brothers》

2015年以降三代目のライブツアーに毎回帯同しています。
PKCZセクションによる盛り上がりは皆さんが十分体感しているのではないでしょうか。
またPKCZが事故に遭遇してしまったのも2016のMPでしたね。
事故を知ったときは血の気が引きましたが、
一人ずつ着実に復活してくれて本当に良かったです。


《海外》

2017年6月、北海道での事故後以来初の3人揃ってのステージとなったのが
『Ultra Singapore』でした。
そしてそれが初の海外フェス出演というこれ以上ない復活となりました。
同年7月には、『Tomorrowland』にも出演し、確実にステップアップを
しています。
国内にいると、なかなかそういった情報や現場の熱量は感じづらいです。
また日本のフェスでは海外とはまた違うセットを組んでいると思うので、
海外でのセットを体感してみたいななんて気持ちもありますね。



《アパレル》

PKCZはご存知の通り、アパレル展開もしていますね。
2015年に中目黒に『PKCZ GALLERY STORE』を出店し、
これまで様々なアイテムをリリースしています。
あのドラゴンボールとコラボしたアイテムも発売し、
男性の少年心をくすぐるラインナップも。
価格的のも比較的手を伸ばしやすいかなと思います。


《CUT IT UP》

2019年上旬、『CUT IT UP feat.CL&AFROJACK』のリリースが発表されています。

待ち遠しいです。

そろそろなにかしらの追加情報が欲しいですね。


《まとめ》

PKCZは単独としてはもちろん様々なアーティストとコラボして、
アーティストの可能性を拡げてくれる存在でもあります。
海外の大物とのコラボやクリエイティブな映像やアパレルなど
常に私達を驚かせ続けてくれています。
PKCZとしての大きな活動以外にも、
DJ MAKIDAIさんは各地のクラブに出演していますし、
DJ DARUMAさんも渋谷のVISIONで毎週土曜日に開催されている
『EDGE HOUSE』というイベントのレジデントを務めています。
PKCZというフィルターを通してダンスミュージック、クラブミュージックに
触れることで新たな音楽の楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
以上本日はここまでです。
次回はHONESTBOYZなどのその他のアーティスト活動について書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

LDHエンタメ360°

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