VERBALって結局何者なの?【m-flo篇】

VEERBALさんを語る上で欠かせないのが『m-flo』の存在です。
今でこそ様々なフィールドで活躍されていますが、
原点となったのは『m-flo』です。
今回はm-floの経歴とその中で生まれた楽曲たちに
焦点を当てて書いていきたいと思います。


《m-flo誕生》

meteorite(隕石)×media+flow
=mediarite-flow
="m-flo"
mediariteは造語であり、
『隕石(meteorite)が流れ(flow)が流れ、音楽の世界に影響を与える』
という思いが込められているそうです。
結成までの流れは前回の記事に書いたので読んでみてください。


《メジャーデビュー〜LISA脱退》

《the tripod e.p.》

1999年7月、『the tripod e.p.』でrhythm zoneよりメジャーデビューしました。
tripod=『三本の柱』を意味し、三人が団結して曲を作り上げるという意味が込められているそうです。


ーVERBALさんはラップを書き、☆Takuさんはトラックメイクをしていますね。
誤解されやすいのが、LISAさんはボーカルだけやっているんじゃないかということです。
しかし彼女は自分の歌う部分の歌詞やメロディーを作っており、
ただ歌っているだけではなくクリエイターとしての役割もしっかり担っています。
それが三本の柱たる所以ですね。

《Planet Shining》


2000年2月にリリースされた1stアルバム。


ー色んな要素の楽曲が詰め込まれた作品で、
一見とっちらかっているように見えるんですが
逆にこれがm-floなんだという締まりを見せているような
名刺代わりの作品になっていると思います。
個人的には『Ten Below Blazing』と『Come Back To Me』が好きです。
『Come Back To Me』はLISAさん一人で歌っていますが、
R&Bの心地よいサウンドと切ない歌詞、そしてLISAさんのエモーショナルな歌声が
合わさって極上の音楽になっています。
名曲です。

『2012年のGlobal Astro Liner号での宇宙旅行』というストーリーに仕立てれています。

《come again》

2001年1月リリースの12thシングルです。
m-floの代表作の1つですね。


ー2019年に聴いても『昔の曲』という印象を受けないのがすごいです。
正直歌詞の内容はそこまで分かりませんが、
FEELすればいいと思います。
VERBALさんのラップがいらないなんてことが言われたりしますが、
この謎のラップが中毒性を生み出してると思うんですよね。
このラップに限らずVERBALさんのリリックはぶっ飛んでて、
意味があるんだろうけどじっくり読み解かないと理解できない、
そこにファンはハマっていると思うんです。
VERBALさんの脳みそは宇宙です。
こちらのPKCZリミックスと、

Goose Houseさんのカバーおすすめです。

《LISA脱退》

2002年4月、LISAさんが脱退を発表しました。
その後約1年半の間は沈黙を続けることになります。


ー週刊EXILEでその当時のことを語っていました。
とにかく忙しい毎日で、忙殺されて自分を見失っていたといいます。
とにかく逃げ出したかったとも言っており、
世のトップアーティストたちは華やかな表舞台の裏では
とてつもない環境を強いられているのかなと想像してしまいます。


《m-flo loves Who?》

約1年半の沈黙を破り、活動が再開されたm-flo。
『m-flo loves Who?』として毎回ゲストボーカルを迎えて活動することになりました。
現在ではfeat.として様々なアーティストが客演を迎えた楽曲を発表していますが、
日本でそれを定着させたのがm-floなんですね。
偉大な功績の1つです。
いくつか楽曲を紹介します。


《loves Crystal Kay/REEWIND!》

ーlovesシリーズの最初の楽曲です。

《loves melody.&山内領平/miss you》

ーアップテンポにウィスパーで軽やかな歌声が心地良いです。

《loves CHEMISTRY/Astrosexy》

ー才能と才能が融合してしまいました。

《loves BoA/the Love Bug》

ーBoAさんかわいいですね。エモいです。

《loves YOSHIKA/let go》

ー言わずと知れた名曲です。

清水翔太さんのカバーも最高のグルーヴ感です。

ーこのように一流のアーティストと夢のコラボを繰り広げると同時に、
新人アーティストをフックアップする役割もありました。
目立つ曲をピックアップしましたが、一部だけを切り取っても
全く色あせない名曲揃いです。
気になった方はディグって見てください。


《m-flo活動休止〜復活》

2008年にLovesシリーズを完結し、そこから活動休止しました。
2011年に復活しますが、主に個人活動を中心としていました。


《m-floリユニオン》


2016年のJ-WAVEのイベントでLISAさんと☆Takuさんが共演します。
その後12月23日、VERBALさんが北海道にてあの大事故に遭ってしまいました。
USJでのイベントを控えていましたが、そのピンチヒッターとして出演したのが
LISAさんでした。
それをきっかけに再始動の話が持ち上がり、
2018年3月7日『the tripod e.p.2』にて遂に再始動を果たします。


ー正直私は初期のm-floをリアルタイムで体験した人間ではありません。
しかし、このEPに収録された楽曲に込められた決意に圧倒されました。
『No Question』のVERBALさんの

Feel it,Then get into it

そしてまた一緒に飛んでいこう、宇宙へ

痺れますね。

各メディアで3人のインタビューなど見ますが、
バラバラな3人がこうして音楽で集まって
20年経ってもワクワクしながら音楽を作っている関係値、
とても素敵ですよね。

《現在》

マネジメントをLDHに移して活動を再開しましたが、
現在大きなプロジェクトとしてあるのが『PRINCE OF LEGEND』です。
そこでm-floは主題歌と物語に登場する各チームのテーマソングをプロデュースしています。
ストーリーや設定は女子ウケするものですが、
そこに1980年代の楽曲をテーマソングとしてカバーすることで、
新しい音楽の聴き方を提示しています。
これにより対象が女子だけでなく、
m-floファンはもちろん1980年代を懐かしむ親世代にも
響いてくれることを祈ります。
まあこちらに関しては往年のファンからの否定的な意見は
凄まじいものがあるようですが。。。
バッシング自体は悪くないですが、
m-floというグループが新しいものを追い求めて活動していることを
考えたとき、それを否定する一部のファンの中には
時代に取り残されノスタルジーばかりを感じる
時代の遺物になってしまわないかが心配です。
固定観念に縛られず、柔軟な感性を持ち続けた上で
建設的な意見を言えたらみんなハッピーかなと。


以上、m-floについて書いてきました。
途中、あまりに長くなりそうだったので端折りました。
往年のファンの皆さんからしたら物足りない内容だったかもしれません。
ただ、あまり長すぎてもなので、、、(笑)
次はPKCZについて書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

LDHエンタメ360°

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