【三代目JSB】聴いてほしいバラード曲トップ10

みなさんは『三代目のバラード』と聞いて思い浮かぶ曲はなんですか？？

Apple Musicで昔から上位の『花火』が思い浮かんだ人は

この記事を最後まで読みましょう。

私の独断で選んだ聴いてほしいバラード曲トップ10を

ご紹介していきます。

10位『SOUTHSIDE』

2ndアルバム『TRIBAL SOUL』収録楽曲。
『あまり会える機会のないカップルがすれ違いの末、
埋められない溝ができてしまい別れるに至る』という内容です。
歌詞に出てくる『あなた』はどちらの性別でも捉えられますが、
ここでは女性として話を進めます。
主人公の男性は別れる間際の状態ですね。
男性は女性を置き去りに追いかけた夢が叶えられませんでした。
女性のもとに戻るも、長い間独りにされたことで
深い孤独を抱いており、関係が破綻していることに気付くのです。
男性は深い後悔の念を抱きますが時すでに遅し。
男性に残された出来ることは、
泣かせてしまう前に自分から別れを切り出す、ということでした。
よくある例でいうと仕事人間の彼氏に愛想を尽かした彼女、的な構図ですね。
アホ男です。
AメロBメロが低音域かつベースが特徴的に響き、
男性のとてつもない落ち込み具合がわかりますね。

サビで感情ぶちまけてますけど。

ただ寄り添うだけで伝わると思った

なんて理想を口にして現実に打ちひしがれているアホ男です。
三代目のバラードは鬱な不幸系バラードが多く、
初期作品のなかでも『SOUTHSIDE』は割とアホ男バラードなので10位に入れました。

９位『最後のサクラ』

3rdアルバム『MIRACLE』収録楽曲。
『嘘を重ねたすえに女性からの信頼を失った男性が、
別れを切り出そうかどうするか』という内容です。
Bメロで

『嘘ばかり重ねたから僕にはもう、選ぶ嘘が残っていないよ』

というどうしようもない言葉が出たと思いきやサビでは

『キリがない孤独を知りすぎてた君は』

とあるように、この男性も『SOUTH SIDE』同様に孤独を抱かせていたみたいです。

しまいには

『さよなら、どっちが先に切り出すんだろう』

とあり、『SOUTH SIDE』の男性より救いようがないですね。
クズ男です。
この楽曲は３rdアルバムなので臣と隆二ともに前作に比べると、
歌い方に深みが増し伸びやかに歌っています。
隆二のファルセットが今ほどクリアではないので、
いつか今の隆二の歌声で聴いてみたいです。

８位『Born in the EXILE 』

6thアルバム『THE JSB LEGACY』収録楽曲。

この楽曲は『三代目の決意表明の楽曲』ですね。

という２つの意味を感じます。作詞が臣と隆二の共作かつ、タイトルが『Born in the EXILE』＝『EXILEから生まれた』とあるようにルーツに対する想いが溢れ出ています。

『魂(いのち)の歌声が・・・』

これはEXILEのことを表していますね。

1サビの

『愛をありがとう　夢をありがとう』

ここでEXILEへの感謝の気持ちを表し、
2サビでは

『愛を捧ぐよ　夢を繋ぐよ』

夢を与えられた側から夢を与える側になる決意表明をここでしています。
Cメロの

『keep on going this road and wait for you』

ここのyouは未来のEXILE TRIBEになる子どもたちを指していますね。
当時まだ存在していなかったFANTASTICSが
一番近いyouになるのではないでしょうか？？
同名のドキュメンタリー映画では三代目の活動を通じて苦悩や決意を
より深く感じることが出来るので、映画を観てからこの曲を改めて聴くと
また違う気づきがあるかもしれません。

7位『リフレイン』

5thシングル、2ndアルバム『TRIBAL SOUL』収録楽曲。

クズ男が主人公の曲を選んでしまうあたり、

クズ男に恨みでもあるのかというようなラインナップになっております。

新しい恋人と肩を寄せ合い ひとつの傘に 愛が溢れて 今の君が 濡れてなければいいさ

こう考えているだけまだこの男性は救いようがあります。

この楽曲は作詞が秋元康さんですが、
それ以上にメロディーが好きだったので選ばせてもらいました。
サビが地声とファルセットを行き来していて、
切ないんですけど、聴いていて心地良いです。
作曲・編曲が中尾雄太さんという方で、
他にはEXILEの『We Will〜あの場所で〜』の作曲をしていたり、
EXILEや三代目の多くの曲の編曲をされています。

6位『冬物語』

10thシングルであり、4thアルバム『BLUE IMPACT』に収録されているこの楽曲。
『あなたにどんな苦しみがあっても受け止めて愛するという決意』を歌ったものです。
6位にしてやっと前向きな恋愛バラードがランクインしてきました。
1サビ

哀しみや涙も全部受け止めたい

2サビ

生温く愛していたいわけじゃない

とあるように相手の人生を丸ごと背負う覚悟が男性にあるのがわかりますね。
男の中の男がランクインです。

Cメロ

春待つ花は 真っ白な雪の下で蠢(うごめ)いて
雪解けの朝に 咲いてみせるのを待っている

作詞があの有名な小竹正人さんなのですが、
この花は女性を表していて、将来の幸せへの道筋を
季節に比喩しているのがさすがですね。
この頃になるとさらに歌唱力が上がってきていて、
伸びやかな歌声が聴いていて心地良いです。

5位『Best Friend's Girl』

デビューシングル、1stアルバム『J Soul Brothers』収録楽曲。
『親友の彼女に思いを寄せるがどうすることもできない』という、
やりきれない男性の苦悩に満ちてはちきれそうな思いを表現した恋愛バラードです。
作詞がバラードソングの帝王である松尾潔さんですね。
歌詞のどこを切り取っても悲しく辛いのですが、
私が特にお気に入りなのは
Bメロ

あいつのこと嬉しそうにno,no...はしゃいで話すんだね

2Bメロ

そんなふうに笑わないでplease胸が痛いよ

の2ヶ所です。
この歌には悪者がいないんですよね。
親友の彼女だから不幸を願うことも出来ず、彼氏の友達として良き理解者を振る舞う。
男性の苦しみ方がクズじゃないので5位にランクインです。

4位『風の中、歩き出す』

12thシングルのカップリング、5thアルバム『PLANET SEVEN』収録楽曲。

『ずっと過ごしてきた街と友達に別れを告げ、新天地で夢を叶える』という内容です。
この歌に出てくる風には2種類あります。
1つ目が

春の風 街に出会いと別れ つれてきた

風が春の訪れを教えてくれると同時に、それはこの街から出るときが来たよ
というのを教えてくれています。
2つ目が

風がはこんでくれる あきらめなかったあの日々を

風が今までの努力を思い出させてくれ、活力を与えてくれています。

作詞が樫田正剛さんで、EXILEの『道』を作詞しています。
同じ卒業ソングで雰囲気も似ていますよね。
卒業や上京、新生活はほとんどの人が通る道なので、
共感性はバツグンの曲だと思います。
多くの人に理解されるだろうなというのと、
私はこの曲を聴きながら歌のシーンを頭で思い浮かべると
なんとなく泣きそうになるので3位にランクインです。

3位『花火』

7thシングル、3rdシングル『MIRACLE』収録楽曲。
『男女の夏の恋を花火に見立てて表現した』楽曲ですね。
夏に盛り上がった恋。
綺麗な思い出とともに膨らんでいく気持ちも、
花火と同様に夏の終わりとともに散ってしまうのではないかという、
不安な気持ちがうまく比喩されていますね。
主人公はきっと女性ですよね。
クズ男も出てこず、女性の不安に思う気持ちが可愛らしくも見え
第三者からすると心地よく聴こえてきます。

作詞が小竹正人さん、MVのディレクションを蜷川実花さんが担当しており、
極彩色の世界観が、花火という楽曲を見事に視覚化しています。
UNKOWN METROPOLIZでのパフォーマンスは
リリース当時とは比較できないほど情感豊かに歌っているので
ぜひチェックして観てください。

2位『 Unfair World』

19thシングル、6thアルバム『THE JSB LEGACY』収録楽曲。
『彼氏以外を信じられなくなった女性を守る男性の決意』を歌った歌です。

泣いていいんだよ この腕の中 疲れ果てて眠るくらい 泣けばいいさ

心で君を守っているよ それが僕の愛だから

君になりたい 君になって 何もかも僕が変わりに 乗り越えていきたい

この男性には自己犠牲の精神から女性を何が何でも守り抜くんだ、
という強い意志が感じられますね。
2位にして遂に優男が登場です。
ありがとうございます。
MVの白黒の世界感が商業作品というより、芸術作品と捉えたほうが
しっくりきます。
レコ大の裏金問題で芸能界の利権が絡んだグレーな曲という
印象を持つ人も多いかもしれませんが、
曲単体で見れば至極のバラードだと思うので2位にランクインです。

1位『 starting over』

16thシングル、6thアルバム『THE JSB LEGACY』収録楽曲。
『THE応援歌』です。
starting over=新たな出発、再出発という意味にもある通り、
全員に向けたエールを歌ったものです。

果てない人生(みち)を進んでいくと

生命(いのち)が叫んだりもする

それでも希望だけは閉ざされることはないんだ

巡り巡ってたどり着く場所に きっと幸せはある

この部分の歌詞がこの楽曲のキーポイントだと思います。
ただ「夢は叶うよ」というのではなく、
「挫折もあるだろうけど頑張り続ければきっとあなたにとっての幸せが見つかるよ」
というリアルな歌詞がこの楽曲を1位にした最大の理由です。
ツアー『BLUE PLANET』の最後の曲。
きっと涙した人も多いはずです。
ぜひもう一度この言葉を噛み締めながら聴いてみてください。

いかがでしたか？

独断なのでもちろん皆さんが好きな曲が入っていなかった

なんてこともあると思います。

なので『この曲は聴いとけよ』というのがあれば

どんどんご意見ください！！